Boston Career Forum 2018 はどう歩くべきか
ボストンキャリアフォーラムとは、毎年11月にBostonにて開かれている
留学生向けの就活イベントです。
今年は11月7日(金)~9日(日)までの3日間開催されます。
https://careerforum.net/ja/event/bos/
毎年参加企業は増えており、今年は230社を超しています。
私が初めて人事として参加したときは140社でしたから、
かなり増えています。
これだけ企業が多いと3日では回り切れません。
また、ボストンキャリアフォーラムの特徴として、ディナーがあります。
夕食に招いてもらえた企業からは内定をもらえる可能性が高まるんです。
(日本じゃありえない…)
では、意中の企業からディナーに誘ってもらうためにどうしたらよいのか
まとめていきます。
1.事前エントリーは必ずやろう!
事前エントリーとは、ボストンキャリアフォーラムのWebページから、各企業にエントリーすることを指します。
各エントリー画面ではアンケートという形でエントリーシートのようなものを書くケースもあれば、名前だけでよいケースもあります。
企業によって異なりますが、後者の場合、後から課題が送られてくるとみてよいでしょう。
この事前エントリーで書類選考~電話面接やスカイプ面接に合格した人が、現地で面接できるようになります。
いうなれば、事前予約権利を得るわけです。
この事前予約権利はウォークイン(後述します)に当然勝ります。
人気のある企業はすぐにこの枠が埋まるので、できれば9月中に動いておいたほうがよいでしょう。
情報戦を制する者が常に有利なのはボストンでも同じです。
あなたがよほど優秀でない限り、先にエントリーだけでも済まして対策を打っておきましょう。
2.ウォークインは最終手段と思うこと!
ボストンキャリアフォーラムの特徴として、飛び入り面接ができる可能性があることが挙げられます。しかし、それが通用したのは5年前までです。もしくは、とても人気のない企業or隠れ優良企業のみ。
これだけ参加企業が増えているので、各社ともに事前エントリーの学生を逃がさないようにあの手この手を尽くしており、そちらに時間を取られています。
つまり、ウォークインの学生は後回しにされています。
私は過去に3社(いずれも東証一部や人気企業世界5位以内に入る有名企業です。)で
このボストンに参加しましたが、いずれもウォークインの学生は見送りにしたケースが多いです。
もし、有名な企業を狙わないで隠れている企業を狙うのであればウォークインも有効です。
また、企業によってはウォークインしか受け付けていない企業もあります。しかし、それらも事前にホームページからわかります。
事前に調べておくのが吉です。
空き時間をどう使うか
めでたく、面接を実施できたとします。しかし、その企業にディナーに呼んでもらうためには同一業界の企業の説明会などを見てみましょう。
同一業界の企業を知っておくと良い点としては、自分の良いと思っていた主観的見方が客観的になることです。
たとえグローバル1位でも、あなたの働く日本では3位、4位というケースは多々あります。
外資系のワナとしては、本社の仕事をいかにも日本でできるように見せているケースが多いです。
アメリカ本社の言うことを聞かなければならなくて、日本の文化は無視され、自由に仕事もできず、売上を上げることを迫られる…ということは実際、多くあります。
キツいんですよこれ。
日本で働くからには日本での仕事環境を知らなければなりません。
そのために同業界で内資と外資を見るべきなのです。
そのことで、面接であなたが聞くべき質問内容もより具体化しますし、働くイメージも沸くはずです。
より、内定の可能性は上がります。
まとめ
簡単にまとめますが、ボストンキャリアフォーラムは事前の情報収集と業界の情報収集が非常に大事です。
少しWebページをみればわかることも多いですし、最近の企業は採用ページが非常に充実しています。
会場でも実際に足を運んで生の声を集めましょう。
ディナーではくれぐれもお酒を飲みすぎてはめを外したり、失言しないように!
社員と話す場なので、隣のお友達とばかり話してはいけませんよ!
ディナーも選考の場であることを忘れないようにしましょう。
それでは、よいボストンキャリアフォーラムにできますように!