コラム:文章作成のコツ
採用の仕事をしていると、文章を書いたり、表現を工夫したりする機会が多い。
特に、採用ホームページに載せる文章や求人票など、文章力が必要な場面は枚挙に暇がありません。
表現も
1.ネガティブからポジティブへ、
2.複雑から簡潔へ
3.抽象的から具体的へ
例えば、
1.ネガティブからポジティブなら
忙しい仕事で残業がハンパない。
↓
キャリア形成のための経験値を上げるには最適な職場
2.複雑から簡潔なら
AWSを用いたネットワーク構築に関するプロジェクトマネジメント
↓
プロジェクトマネジャー職
クラウドストレージのAWS(アマゾンウェブサービス)を用いた、社内ネットワークシステム構築プロジェクトのマネジメント
3.抽象的から具体的なら
ガッツのある方
↓
長期海外出張があります
などなど…
より、google検索にヒットするようSEO対策も気にしています。
加えて、求人票とは平たく言うと、仕事内容の文章化なので、ヒアリングが必須でもあります。
人事は人事の仕事しかわからないので、部門へヒアリングしにいくのです。
大量の仕事内容という素材を集め、固めて文章化していくわけです。
上記の三つのコツを用いてわかりやすく、ネットで引っかかりやすい文章に固めていきます。
しかし、単純にルールに則り文章を作ればいいわけではなく、ターゲットに即した文章にしなければなりません。
ターゲットがアルバイトなら、
より時給などの記載を目立つようにしないといけません。
ターゲットが学生なら、より夢を持たせなければなりません。
ターゲットが中途社員なら、よりわかりやすくしなければなりません。
そんなわけで、ヒアリングインタビューも多くやりますので
広報やマーケティング部門とも協力して一緒に仕事する機会も多いんですよ。
日々、面接と作文とセミナーで眼と喉が痛くなります。
とてもハードな仕事です。